新型コロナの影響でここ1ヶ月空手の稽古から離れている
長い人生からみればほんの束の間
人生を振り返ってもこんなことはなかった
貴重な体験かもしれない
子供たちは学校や教師から離れて過ごす時間を持てた
学校に行けなければ学校に行きたいという欲求が芽生え
授業がなければ授業を受けたいと思う
僕たちの日常は余りにも満たされている
世界には学校に行けない子供たちが沢山いる
子供なのに家の仕事に一日を費やす世界がある
勉強がしたい稽古がしたい
この乾きに似た欲求が一番大切だ
稽古は号令に合わせて黙々と行う
そこに疑問の入る隙間はない
言われたことを淡々と行うしかない
しかしそこが分かれ目
稽古でも勉強でも受け身では何も得るものが無い
如何に自主的探求ができるか
自分で課題を発見し克服するか
稽古が終わってから黙々と自主トレを行う
身体が動きたくて仕方が無い
探究心が湧き上がってじっとしていられない
与えられることが当たり前の子供
そんな環境で成長した優等生
今も与えられるのを待っている大人
自分の足で立って
自分で考え
自分のやり方で前に進む
大切なことだ

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