思春期の頃
小学校6年生の頃か
夏空を見上げながら人生を想った
何歳まで生きられるのかなぁ
大人になりたくないなぁ
一休さんの「門松は冥途の旅の一里塚…」じゃないけどね
その僕も57歳
あれから随分の歳月が経った
3歳年上の兄貴が26歳で突然去った
朝元気に仕事に出かけて仕事を終えてテニスの最中に…
あれは第2回茨城県大会の直前
前の年コテンパンにされた現千葉支部長の野沢先輩と1回戦で当たるはずだった
勿論準備なんて何もしてなくて戦えば再度コテンパンだったはず
それからの僕の人生哲学?は
「いつ死ぬかわからない」
「充実しているか」
その頃は逃避行為なのか
兄の死を受け入れられなくて空手のことばかり考えていた
歳を重ねるごとに「いつ死ぬかわからない」という思いは現実味を増してきている
世の中いろんな価値観があるけど空手を始めた以上「もっと夢中になれよ」と思ってしまう
空手が全てじゃないしもっと大切なことは沢山ある
でもその大切なことが空手なら「もっと本気出せよ!」
と言いたくなる
そんなの個人の勝手なのに