極真空手 茨城大子道場

  Love&Freedom そのために…

2019年03月

終わりがある

思春期の頃
小学校6年生の頃か
夏空を見上げながら人生を想った
何歳まで生きられるのかなぁ
大人になりたくないなぁ
一休さんの「門松は冥途の旅の一里塚…」じゃないけどね
その僕も57歳
あれから随分の歳月が経った
3歳年上の兄貴が26歳で突然去った
朝元気に仕事に出かけて仕事を終えてテニスの最中に…
あれは第2回茨城県大会の直前
前の年コテンパンにされた現千葉支部長の野沢先輩と1回戦で当たるはずだった
勿論準備なんて何もしてなくて戦えば再度コテンパンだったはず
それからの僕の人生哲学?は
「いつ死ぬかわからない」
「充実しているか」
その頃は逃避行為なのか
兄の死を受け入れられなくて空手のことばかり考えていた
歳を重ねるごとに「いつ死ぬかわからない」という思いは現実味を増してきている
世の中いろんな価値観があるけど空手を始めた以上「もっと夢中になれよ」と思ってしまう
空手が全てじゃないしもっと大切なことは沢山ある
でもその大切なことが空手なら「もっと本気出せよ!」
と言いたくなる
そんなの個人の勝手なのに
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基本稽古

先日審査会が行われた
僕は仕事で欠席したのである先輩に様子を聞いてみた
全体に基本、型が下手だったとのこと
僕は先輩に「なぜ、下手なのか僕には分かります」
と話した
各地区で毎回基本稽古を各種何本づつやっているか
10本だという
昔僕らの頃は当たり前に20本だったはず
いつからそうなったのか?
大子道場では昔から変わらず20本です
単純に計算します
週2回稽古をしたとします
今年の大子道場の年間稽古回数はざっと数えて96日
正拳中段突きは年間1920本突きます
でも他の道場では960本です
大子道場生の基本はどうでしたか?
「受審者のなかでは上手かった」と先輩の評価
「そういうことです」と僕
「大子では他の2倍の稽古をしてますから」
先輩は「いや、それは違うのではないか」という
先輩の道場でも基本は10本だという
ではなぜ10本にしたのですか?と問うと、
「特に子供には20本はキツイ」
「一つ一つ丁寧に教えると20本やる時間は無くなる」
との答え
僕は
「移動稽古の時間を減らしてでも基本に費やすべきです」
「極論ですが、極真空手に極意があるとすれば、あの基本の中にあります」
「絶対数多くやるべきです」
先輩はなかなか納得してくれなかった
先輩は昔から基本の突き方引き手の取り方を丁寧に指導される方で決して基本をおろそかにはしていません
ただ僕が思うに先輩は「言葉」で教えようとしている
僕は「身体で」教えます
つまり何度も何度も繰り返しやる事で子供であっても理屈抜きで体感できるのです
だから最低ラインが20本
これは譲れません
昔の先輩方はもっと多くの本数をこなしたと聞きます
指導する側が本数を減らしておきながら生徒に「基本がヘタだ」というのはおかしなことだと僕は思う
小学校では聞くところによると例えば「掛け算の九九」を昔ほど丸暗記させないと聞いたことが有る
結果中学生になっても九九ができない子がいる
個性を重んじる教育の対岸にあるのが詰め込み教育
その代表が「丸暗記」かもしれない
でもこれも大切な勉強法だと思う
いずれにしても空手は「論より数」が大切だと考えます
特に基本は数で覚えるのが一番
そして「基本と組手」の橋渡しが「移動稽古と型稽古」だと僕は位置付けて指導に当たっており良い結果も出ている
今までも審査会などで他地区の道場生を見るたび稽古量が足りないなと感じていました
とにかく「厳しい稽古」より「数の稽古」です
誰が何と言おうと絶対!!
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本日の稽古は超高度

毎週土曜日は一般部稽古の日
だけど参加者は僕と副責任者のSさん
準備運動は自分のペースで勝手にやります
先ずは基本稽古
各自細かな点を確認しながら集中して基本を行う(各20本)
小休止して移動稽古
・棒術 袈裟打ちを何度も
・型  醍醐の棍(僕が考案した)
ここから空手の移動稽古
・型 平安2を何度も
   撃砕大を何度も
・キックミット 下段廻し蹴りを何度も
・受け捌き お互い自由な攻防上段突きと掴みあり(何でもあり)
しばらく極真大会ルールでの組手の稽古はしていない
徐々に「顔面突きなし」の呪縛から解き放たれ身体が自由に動くようになってきた
でもこの何でも有りは「疲労」が半端ない
それくらい身体と神経を使う
課題は足運び、体捌き
歩きながら受け歩きながら捌けたら…
今年は稽古をします
空手を自分のためにします
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愚痴し放題で失礼します

2月3月と超多忙な日々が続き空手の稽古もままならず気力も萎えればブログ更新も自然と疎かになる
それだけじゃない
いったいこのブログ誰が見ているのか?
これは我が道場に向かっての愚痴
アカウントが無けりゃコメントもできないかもしれないがいったい誰に発信しているのかわからなくなる
発信先は勿論できるだけ広く
でも基本は大子道場生に向けている
つまらない堅苦しい話でコメントもあったものでもないかもしれないが寂しいんだ
声をかけても押忍の一言もないなんて…
優しく慰めてくれるのはいつでも遠くの友達
とても有難く感謝しつつも何故か関東以北の反響はない
地域性か?
茨城はとにかく閉鎖的で保守的で冷たい
これは九州出身の30年来の友人の言
茨城ほど商売のし辛い県はないという
僕はそれでも地元びいきに反論するけど確かに身をもって感じる点はある
応援はあまりしない
我関せず
勝手にやりな
俺は俺君は君
お節介なほど関わって欲しいとは思わないけど
手を差し伸べて欲しい時もある
災害の少ない幸せが当たり前の土地柄
助け合いの精神困った人に手を差し伸べる習慣がない
災害に見舞われた地域ではみんなで手を取り合わなきゃ生きていけないからね
茨城は未成熟な土地柄かも知れない
だからいつでも職場でも空手でも兎に角本音で付き合える友達に巡り合えたらと…
先輩後輩とか上下関係とか帯の色とか年齢とかそんなくだらない距離感でなく人間として面と向かって話せたらどれ程人生が豊かになるか!
勿論半分の責任は僕にある
そして残り半分の責任は君にもあるんだよ
君って誰だい
今の時代はコミニュケーションがとても難しい
彼女を見つけるにも偶然を装って待ち伏せしたら歌になったのに今はストーカーだ!
極真は直接打撃制なんだから対人関係も身体ごとココロごとぶつかってきて欲しい
なーんにもないのは実に空しい…
大子道場もイマイチ前進出来ていない
子供たちは大会や審査会に向け一生懸命だけど大人はどうなんだろう?
僕の器の小ささと技量不足は如何ともしがたい
かも知れないが皆で盛り上げないか
一期一会のたった一度の人生
あと少しなんだし
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大子道場の紹介
・所属:極真会館茨城県支部
 桝田道場  桝田博支部長

・大子道場開設 平成12年
 責任者 蛭川浩 段位三段




稽古時間
・火曜日 …(19:00~20:30)
 一般部、少合同合同
 
・木曜日 …(19:00〜20:30)
 一般部、少年部合同
 
・土曜日 …(18:00~19:30)
 一般部  単独稽古




ご入会のお問い合せ
・問合せ先:責任者 蛭川浩

電話…090-5410-2953まで

・中央公民館裏側 柔剣道場

※見学希望の方、ご一報を!



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