道場に入門し意気揚々空手着に袖を通して稽古に励む
それでも数週間経つとその喜びは薄れて平常になるもの
そして基本を覚え組手の面白さ厳しさを感じるころになるとそこで脱落する者
気持ちを新たに稽古に熱中する者
様々です
今日は稽古をするぞ!とやる気になった時に残業が入る
今日は気力もあり体調も良い!そんな日に夜勤だったりする
生きるって思うようにはいかないもの
何かが邪魔をする
本当に生活って「ウスノロ」だ
その繰り返しでこの歳(56歳)まで空手を続けてきた
僕らはプロじゃない
大山館長の提唱していた「三合生活」
家庭→仕事→道場→家庭→仕事→道場
我々空手愛好家はこのサイクルをどこかに偏るのではなく上手にこなしていくことが大切
家庭に偏れば仕事は中途になる
仕事に偏れば家庭はどうなる?
そこに空手を入れていくには家族の理解が必要だし仕事に影響が出るほどのめり込めない
山ごもりしたり牛と対決など出来るはずがない
好きな空手を続けるために家庭と仕事それぞれと握手しないといけない
道場生、特に社会人
20代の血気盛んな時代だけの習い事にするのではなく生涯スポーツとして空手をとらえて欲しい
空手の不思議を理解するには生涯かけても短かすぎるから…